琵瑟山の海抜1,000mの山頂部に位置する寺院で、唐の皇帝が寺を建築しようとしていたところ、ここを発見して建設したという伝説があり、一然禅師が三国遺事の執筆を構想したところと言われる。日本により強制的に廃寺されて約100年となる2014年3月に改修された。大見寺の周辺にある琵瑟山岩塊流は韓国で最も大規模の岩塊流で、天然記念物第435号に指定されている。

2013年に開館した国立大邱科学館は自然と世界を科学的に探究する方法を学び、地域産業の中の科学技術を理解し、多様で身近な科学文化を経験できる場所である。開館後、わずか1年7ヶ月で100万人の観覧客が訪問するほど人気を集めている。

オクポの龍淵寺の進入路に数百本の桜の木が1.5kmにわたり連なる桜道は、2010年、大邱の美しい道1位に選ばれるほど景色が麗しく、2012年から毎年桜祭りも開催している。

由緒ある寺院と文化遺跡があちこちに散在する琵瑟山の頂上には100万㎡(30万坪)に達するツツジ群落がある。ツツジ群落は毎年春遅くにツツジが満開し、赤紫色の天上の花園をつくり出す。ツツジの開花時期に開催されるツツジ文化祭とともに毎年10万人以上の観光客が訪問する観光名所となっている。

過去に洛東江物流の中心地であった旧沙門津跡地に復元した酒幕村で、韓国初のピアノが流入されたところである。遊覧船や渡し船、快速船の運航により、年間100万人以上の観光客が訪ねる新しい観光地に浮上している。

60〜70年代の農村の風景を村の塀に壁画として描き、韓国唯一の連理木+連理枝、愛の木や韓国最高齢のウルシ、竹のトンネル道、ヒトツバタゴのトンネル道など自然を楽しみながら壁画が鑑賞できる。SBSテレビ番組「ランニングマン」のロケ地でもあり、2014年、50万人の観光客が訪ねた全国的な観光名所である。

ファウォン邑ポンリ里の旧仁興寺跡地に形成された伝統民俗村で、文益漸の18代子孫である文敬鎬が19世紀初めに井田法により区画を整理し、家を建てた。代表的な建物として広居堂、壽峰精舍、仁壽文庫を挙げることができ、朝鮮時代の村の構成と近代韓屋の建築的特性を理解する上で良い資料となっている。土塀の道に沿って桃色のノウゼンカズラと白いタチアオイが調和を成し、美しい情景を誇る。

4大江事業の一環としてタサ邑洛東江辺に建設された水文化館のジアークは水切りの波紋、魚の形、韓国の陶磁器の形などを形象化したデザインで建設された。地下1階・地上3階の延面積3,688㎡の空間で、市民の憩いの場となり、江亭・大邱現代美術祭など様々な文化行事空間として活用されている。

琴湖江と洛東江が合流する地域に位置する約150万㎡(約45万坪)面積の湿地で、国際自然保護連盟に登録されている。絶滅危惧種の動物が多く生息し、韓国最大のジムグリガエル生息地でもある。川の水位により湿地の形態も挑戦半島の形やアメリカ大陸の形など様々な姿を見せている。

大邱市民の上水源の役割を担っており、水辺展望台や散策路が設置されていてお出かけに良い場所である。きれいな水と緑の木々が調和を成し、景色が美しい。

道学の創始者である寒暄堂のキム・グェンピル(金宏弼)先生を追悼するため建設された書院で、土塀に囲まれた建物が調和を成して配置されている。入口には樹齢400年のイチョウがあり、書院の前には洛東江が静かに流れていて美しい風景を誇る。国家史跡第488号、宝物第350号に指定されており、2019年7月には韓国の代表的な書院9箇所に含まれ、「韓国の書院」としてユネスコ世界遺産に登録された。

タルソン(達城)郡開庁100周年を記念し、今後100年への力強い飛翔を祈念する象徴造形物である。テグ(大邱)広域市を形象化した人工島の上に高さ26m、幅21m規模で設置され、大邱の根である達城を象徴している。屋外結婚式場・公演会場など多目的文化空間として活用され、達城のランドマークとして定着している。